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(1) ♀ (2) 若齢幼虫 (3) 終齢幼虫 (4) ♂ (4) 幼虫 (4) ♂

ソデフリカスミカメ Ernestinus kasumi

ソデフリカスミカメ 
Ernestinus kasumi (Uhler, 1896)

2016年に新たに記載された種で,宮崎県内では2017年に初めて記録され(前田2018),ついで幾つかの産地が発見された(小松2019).主にオオハンゲを寄主とし個体数も少なくないが,海岸から20km以上離れるとオオハンゲは多数生えていてもソデフリカスミカメが認められないことが多い.オオハンゲが生えていない場所では,マムシグサからソデフリカスミカメが見つかることがある(小松2024).同じような環境に多く生えているムサシアブミからは,まだソデフリカスミカメは見つかっていない.(延岡市、川南町、宮崎市、日南市)

小松孝寛, 2019. ソデフリカスミカメの新産地. タテハモドキ(56): 79-80.
小松孝寛, 2024. ソデフリカスミカメの追加記録. タテハモドキ(62): 2-4.
前田幸治, 2018. ソデフリカスミカメの宮崎市での記録. タテハモドキ(55): 65.