(1) ♀ | (2) 卵 | (3) 一齢幼虫 | (4) 若齢幼虫 | (5) 若齢幼虫 | (6) 終齢幼虫 | (7) 前蛹 | (8) 蛹 |
(9) ♂ | (10) 成虫 | (11) ♀ | (12) 成虫 | (13) ♂ | (14) 成虫 | (15) 成虫(♀:八重山産) | (16) 成虫(♂:八重山産) |
日本全国に広く生息しているが、ウラギンシジミは変わったシジミチョウである。幼虫は体の後ろに2つの突起を持っており、一目見たときはそちらが頭のように思える。蛹も他のシジミチョウとは異なり、その形は扁平で幅広い。また、ウラギンシジミは成虫で越冬するので、冬でも暖かい日には良く飛んでいる。羽裏が白銀のようにに白くてよく目立つが、木の葉に隠れたり石の多い河原に止まると、その風景の中に溶け込んでしまい姿が消えてしまう。八重山産のものは亜種として扱われることもある。