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(1) 交尾 | (2) 産卵 | (3) 卵 | (4) 孵化 | (5) 若齢幼虫 | (6) 終齢幼虫 | (7) 蛹 | (8) 越冬 | (9) 吸蜜 | (10) 吸蜜 |
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(11) ♂ | (12) 吸蜜 | (13) ♂ | (14) 成虫 | (15) ♀ | (16) 吸蜜 | (17) 飛翔 | (18) 斑紋異常 | (19) 鹿児島 | (20) 岡山 |
シルビアシジミの本土亜種と琉球亜種が別種と確認され,シルビアシジミとヒメシルビアシジミに分かれた.渡瀬線を境に今まで亜種とされていたものが別種となった.ややこしいのは今までの和名(シルビアシジミ)と学名(Zizina otis)が別々の種に与えられたので,従来のシルビアシジミ(Zizina otis)がシルビアシジミ(Z.emelina)とヒメシルビアシジミ(Z.otis)に分かれた.
(矢後勝也・上島 励・平井規央・谷川哲郎・石井 実・王 敏・Mark Williams, 2007. シルビアシジミ属(鱗翅目: シジミチョウ科)の分子系統・分類と生物地理. 昆虫DNA研究会ニュースレター, (6): 23-37.)
この亜種と考えられていた2種は見た目にも違いが大きく,別種にならないのが不思議だと思っていたが,ミトコンドリアDNAによる分子系統学研究によりかなり離れた位置にあるということが分かったようだ.また,世界のシルビアシジミ属(Zizina)は再分類により4種から3種に減り,このうちニュージーランドの固有種を除く2種が日本に生息していることになる.新しいシルビアシジミ(Z.elemina)は日華系分布を示し,チベットと日本に分布しており,ヒメシルビアシジミ(Z.otis)はアフリカ〜インド〜オーストラリアと幅広く分布している.三番目のZ.oxleyiはニュージーランドにのみ生息している.なお,シルビアシジミ(Zizina elemina)は環境省レッドリストで絶滅危惧I類に指定されている.宮崎県ではまだ見ることができていたが,最近個体数の減少が激しく,宮崎県レッドリストでも絶滅危惧U類になった.宮崎市では,宮崎大学,宮崎河川国道事務所,宮崎市公園緑地課,大淀川学習館と宮崎昆虫同好会からなる会(OMZK)がシルビアシジミ生息地の保全に取り組んでいる.宮崎県レッドリスト絶滅危惧U類(VU-r)