ヒメキマダラヒカゲは、宮崎県では高山蝶で標高が900mを越える山地にしか生息していない。スズタケを食草としており、冬にスズタケの葉をめくると、写真のように数頭の幼虫が寄り添っているのを見つけることができる。越冬中も食草から離れないのでジャノメチョウ亜科の中では比較的見つけやすい幼虫の一つ。宮崎県レッドリスト絶滅危惧U類(VU-r)