宮崎学術振興財団の援助による共同研究「宮崎東諸県広域圏における特定の昆虫類とクモ類 の分類学・生態学・環境科学的研究《(研究代表者 平嶋義宏)の成果をまとめたもの。宮崎 県東諸県広域圏は、宮崎市を中心として佐土原、清武、田野、高岡、国富、綾、などの6町を 含む半径凡そ25kmの範囲で、かなりの山岳地帯と丘陵地帯ならびに平野部と海岸線を含み、 地形的にも変化がみられるほか、河川や池沼なども多く、自然環境と人為環境が適度に調和し ている。 |
野村周平:宮崎県のアリズカムシ *特に東諸県地域のファウナに注目して* 野村周平:土壌甲虫群集から見た宮崎東諸県地域 緒方一夫:宮崎県のアリ類 *東諸県広域圏をを中心に* 平嶋義宏・井之口希秀:宮崎市のグンバイヒルガオとその訪花昆虫 石野田辰夫・大熊千代子:宮崎東諸県のクモ類の新知見 幾留秀一・平嶋義宏:宮崎県のハナバチ類 *東諸県広域圏をを中心にして* 幾留秀一:宮崎県の山間部および人里地域におけるハナバチ類のフェノロジー *鰐塚山および曽山寺における調査結果* 平嶋義宏:ニホンミツバチの自然巣について 平嶋義宏・井之口希秀:ハバムカシハナバチの営巣地とその寄生花蜂の発見 岩崎郁雄・木野田毅:宮崎東諸県広域圏における水性昆虫類の新知見 (半翅目・甲虫目) 石野田辰夫:アリノ巣に住むタイリクアリグモ 南谷忠志:宮崎東諸県地域の椊物 井之口希秀:宮崎の昆虫 昔と今 |